階層的レイアウト工程全自動化システムの試作
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概要
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大規模LSIのレイアウト設計では、階層的レイアウト手法が一般的に用いられる。階層的レイアウト手法は、下位階層より順に各階層の実現に適したレイアウト手法を適用する。自動レイアウト技術の成熟により、各階層の設計は自動化が進んでいるが、工程全体では依然人手による最適化作業が必要である。本論文では、階層的レイアウト工程での最適化手法を提案する。詳細な配線領域見積りによる目標形状の決定、目標形状とレイアウト結果との誤差の最小化、レイアウト結果にもとづくブロック位置の調整の各手法を提案する。さらに、手法を当社レイアウトシステムに実装し、階層的レイアウト工程全体を自動化するシステムを試作した。試作による評価では、従来以上のレイアウト品質が得られ、生産性の向上とコスト低減を実現できることが確かめられた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-07-20
著者
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山内 貴行
シャープ株式会社 コンピュータシステム研究所
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玉柏 和男
シャープ(株) 精密技術開発センター
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玉柏 和男
シャープ株式会社 生産技術研究所
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山内 貴行
シャープ(株)精密技術開発センター
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