大規模論理回路分割に関する一手法

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概要

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論理回路の分割問題は一般にNP困難であることが知られている.現在までにいくつかのヒューリスティックアルゴリズムが開発され, 節点の縮約を段階的に行う論理回路分割手法が大規模なサイズの入力に対して有効であることが示されている.節点の縮約による手法では複雑な変換操作や多くの記憶領域を必要とするため, さらなる大規模な論理回路において有効であるかどうかは明らかでない.本稿では, 著者らがすでに提案している組み立て法に基づく高速ハイパーグラフヒューリスティックアルゴリズムを改良した手法を提案する.また, 提案高速組み立て法を遺伝的アルゴリズムに組み込んだ手法について考察する.大規模なベンチマークを入力としたシミュレーション実験により提案手法と従来手法の性能を比較する.
一般社団法人情報処理学会の論文
1998-09-21

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