データベース管理システムを用いた万葉集データベースの一構成法
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概要
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本稿は、リレーショナルデータベース管理システムを用いた万葉集データベースの構築を目的として、データベーススキーマの設計とその評価について述べる。万葉集には多くの写本、注釈書が存在し、和歌本文以外にも和歌の題詞、左注、異訓、異同などの様々な情報がある。これらも含めて和歌を検索可能とするシステムが求められている。本システムのスキーマ設計の方針は、(1)全ての本のデータを同一形式で格納する、(2)和歌を和歌本文、題詞、左注に分けて格納し、さらに和歌本文は句ごとに格納する、(3)これら以外の情報は部分注と全体注にまとめて格納する、という3点である。評価は作成したデータベースにデータを挿入し、検索時間を計測することで行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-10-12
著者
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