1994 ARPA Human Language Technology Workshop参加報告
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概要
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1994年3月8日~11日に,米国New Jersey州PrincetonのMerrill Lynch Conference Centerで開かれた,ARPA Human Language Technology (HLT) Workshopの出席報告である.ARPA HLT Programが進めている音声認識のタスクは,Wall Street Journalタスク(ディクテーション)とATISタスク(計算機システムとの対話)で,従来から変わっていないが,着実に語彙数やデータ量が増えている.今回の目新しい点は,CSRの評価に関して,多様な項目からなる"Hub and Spoke"パラダイムが決められ,robustnessが明確に表に出てきたことである.ATISに関しては,MADCOWの活動としてATIS-3 corpusが集められ,タスクとして難しさが増している.ベンチマークテストでは,CSRに関しては,米国外のLIMSI(フランス)とCambridge大(イギリス)がトップを占めるという皮肉な結果になった.ATISに関しては,米国のBBNとCMUがトップを占めた.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1994-07-07
著者
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