続出する「ネット自殺」防止のための法制整備について(セッション6B : 情報の社会的側面)
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概要
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2003年に入ってから、一面識もない男女がインターネットで知り合い、山中に止めた車両の中で練炭を燃やして自殺するという事件が続出し、死者はすでに40名に達している。ほとんどの事件において、インターネットの掲示板が重要な役割を果たしており、管理者の対応次第では最悪の事態を避けることが可能である場合も少なくない。しかし管理者権限を濫用すると、表現の自由を侵害するとして訴えられることも考えられる。現状ではこのような発言に対して管理者には積極的な関与が認められており、最悪の結果を回避することを目的に行動する限り正当化が可能である。自殺が続出すること自体については、全社会的な関与が求められる。
- 2003-08-28
著者
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