統合モデルを用いた推定残存欠陥数の信頼限度について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ソフトウェア信頼度成長モデルのひとつである統合モデルを用いて残存欠陥数を推定する際に、その信頼限界も合わせて計算する方法を提案する。この方法は、与えられた累積欠陥データを生み出す可能性のあるモデルインスタンスすべての確立と、モデルインスタンスごとに求められる推定残存欠陥数から得られる各推定欠陥数の発生確率分布を組み合わせる.この方法を用いて信頼限度を計算した結果、ポアッソン分布から推定した従来の方法より信頼限度が広くなること、信頼限度に最も大きな影響を与えるのは総欠陥数に対する欠陥検出比率であること、推定曲線のS字型が強くなるに従って信頼限界は狭くなること、累積欠陥データの凹凸は信頼限界に全く影響を与えないことが明らかとなった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-03-06
著者
関連論文
- 拡張型言語システムPROTO-Eの設計と評価
- プログラム品質を考慮した試験工程進捗モデル
- 変換項目を考慮したソフトウェア移植工数モデル
- 3次元物体データベースのインデックス付けの一方法
- ソフトウェアの効率的デバッグ方法の分析
- 蟻のコロニーの発展戦略のシミュレーションによる分析
- 統合モデルを用いた推定残存欠陥数の信頼限度について
- 統合モデルを用いた推定残存欠陥数の信頼限界について
- 検出バグ数の推移から見た統合モデルとその意味付け
- ソフトウェア信頼度成長曲線に関する統合モデルのZグラフとその応用
- WWWの情報取捨選択行動におけるインデックスの影響分析