Webを利用した歴史史料英日全文連携検索システムの開発 : 日米共同研究について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
歴史史料を対象に、その文書構造や歴史的記述方法に着目し設計された英日全文連携検索システムを開発し、インターネット上に公開することにより、歴史学研究を援用し、さらに、国際的なコラボレーションを促進する。直接対象とする文献は、日本の記紀である「古事記」、「日本書紀」や「続日本紀」、神祗関係の法令である「延喜式」、特定の地方志的文書である「出雲国風土記」、日本初の解釈歴史書である「愚管抄」等であり、さらに、日本古典文献25巻のディジタル化を目標にしている。本システムの開発と研究の目的は、英語を話す研究者や学生の日本史・国文学の研究に貢献することであり、また、日本の研究者との共同研究を促進することで研究の相乗的な効果を追求することである。そのためWeb上で英語と日本語(または、両言語)を利用した文献内検索と文献間連携検索機能と閲覧機能を実現した。また、外字属性データベースを作成し、それを利用した歴史史料検索システムでの外字検索機能(入力法含む)、外字表示・転送機能を開発・実現した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-10-24
著者
-
藤本 雅彦
大阪国際大学人間科学部
-
Brown D
University Of California Berkeley
-
桶谷 猪久夫
大阪国際大学国際コミュニケーション学部
-
Brown Delmer
University of California, Berkeley
-
大久保 祐子
University of California, Berkeley
-
桶谷 猪久夫
大阪国際大学
関連論文
- 電子図書館システムを利用した「沖縄の歴史情報」
- 重点領域研究「沖縄の歴史情報研究」の課題と研究成果
- 地図・地名データベース
- 電子図書館システムを利用した「沖縄の歴史情報」
- XMLを利用した英日全文連携検索システムの設計と実現
- XMLを利用した日本古典史料の英日全文連携検索システムの構築-日米共同研究について-
- 日本古典史料の英日全文連携検索システムの構築 -日米共同研究について-
- 日本地名辞書の開発と地名属性からの特徴分析
- 式内社データベースの構築と分布の調査
- Webを利用した歴史史料英日全文連携検索システムの開発 : 日米共同研究について
- Webを利用した歴史資料の英日全文連携検索システムの開発
- SGMLを利用した琉球王国評定所文書と琉球家譜の全文連携検索システムの設計と実現
- 2000-CH-46-8 / 2000-MUS-35-8 歴史史料のSGMLを利用した全文検索システムについて
- 2000-CH-46-8 / 2000-MUS-35-8 歴史史料のSGMLを利用した全文検索システムについて
- 琉球王国評定所文書のSGML化と全文検索システムの設計と構築--異国船来着に関する古文書における事例
- 歴史史料検索システムにおける外字処理問題とOCR入力の有効性
- インターネットを利用した琉球関係文献の検索システム
- 歴史資料検索システムにおける外字処理
- 文書データベースにおける検索機能の設計と実現 : 琉球家譜における事例
- 文書データベースの設計と索引機能