文書データベースにおける検索機能の設計と実現 : 琉球家譜における事例
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概要
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漢文文書は膨大な漢字・外字処理の問題が存在する。また、従来のデータベース処理、情報検索システムは目的・用途に合わせ特定情報 (文献2次情報) を抽出・加工して操作対象にする。しかし、文書データベースは文書 (フルテキスト) が加工されずに文献一次情報をそのまま対象とするため、現状では明確な枠組みが存在しなく、取り扱うことが困難である。本報告では、ほとんどが漢字で記述された系図である『琉球家譜』を事例に、まず漢文文書データベースの枠組みとその機能設計について述べる。また、アプリケーション設計を中心にした実現法、研究支援として有効な各種検索機能とその具体的な検索例について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-11-15
著者
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