アナログ微分吸光光度法による微量プラセオジムの定量(<特集>無機材料分析のためのスペクトロメトリー)
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概要
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プラセオジムイオンの特性吸収バンド(λ_<max>=444nm)を利用する2次又は4次微分吸光光度法により,一けたppmのプラセオジムを迅速かつ容易に定量できる.ネオジム,サマリウム,ジスプロシウム,ホルミウム,エルビウムは444nm付近に吸収を有するので分光干渉を示すが,これらとプラセオジムの微分スペクトルの等吸収点を利用すれば,これらの共存下でもプラセオジムの定量が可能である.イットリウム,ランタン,セリウム,ユウロピウム,ガドリニウム,テルビウム,イッテルビウム,ルテチウムは全く影響を及ぼさないので,提案した方法によりこれらの中の微量プラセオジムを何らの前分離,前濃縮なしに定量することができる.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1986-08-05
著者
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