光学活性固定相を用いる高速液体クロマトグラフィーによるアミノ酸及びオキシ酸の光学異性体分離(<特集>生体成分の高速液体クロマトグラフィー)
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概要
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Enantiomer separation of amino acids and hydroxy acids by high performance liquid chromatography has been studied with three chiral stationary phases: [I] (S)-l-(α-naphthyl)ethyl amine, [II] N-(1R, 3R)/rattj-chrysanthemoyl-D-phenylglycine, [III] N-tbutylammocarbonyl-L-valine chemically bonded to 3aminopropyl silica gel respectively. Various amino acid ester enantiomers were separated with good separation factors as N(0, 5)-3,5-dinitrobenzoyl derivatives on [I] and [II] except in the case of proline. Hydroxy acid ester enantiomers were not separated in the form of 3,5-dinitrobenzoyl derivatives, but separated in the form of 3,5-dinitrophenylurethane derivatives on [I] and [III]. Proline ester enantiomers were also separated as N-3,5-dinitrophenyl urea derivatives. These results show that the incorporation of the NH group may contribute effectively to the hydrogen bonding interaction with chiral stationary phases for the separation of enantiomers.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1984-07-05
著者
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