高速液体クロマトグラフィーによる油脂構成脂肪酸の微量分析のための簡単なけん化とフェナシル化法
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概要
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254nmの紫外線弧光光度計を検出器とする高速液体クロマトグラフィーによる脂肪酸の迅速簡単な分析法を検討した.本法は油脂のけん化と誘導体(エステル)化を簡単な一連の方法で行った後クロマトグラフィーを行うものである.エステル化剤はフェナシルプロミド,齢ブロモフェナシルブロミド又は2-ナフタシルブロミドの3種をクロロホルムに溶解して用いた.エステルの生或はほぽ完全に行われ,生成エステルは暗所では安定であった.又定量性にも優れ反応液中の脂肪酸量として5nmol/mlから5μmol/mlの範囲で脂肪酸量とピーク面積との間に良好な直線関係が得られた.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1984-12-05
著者
-
波多野 博行
京都大学理学部
-
木原 和子^
京都大学理学部化学教室
-
六鹿 宗治
京都大学理学部化学教室
-
木原 和子^[○!R]
京都大学理学部化学教室
-
波多野 博行
京都大学理学部化学教室
-
六鹿 宗治
京大 理
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