誘導結合プラズマ発光分析法によるジルコニウム及びジルコニウム合金中の微量ハフニウムの定量
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概要
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波長変調・高次導関数法を用いた高周波誘導結合プラズマを光源として,ジルコニウム合金中の微量ハフニウムを発光分析することを検討した.スペクトル線はHf II 264.141nmを用い,微分法によりジルコニウム近接線の影響を除去できた.試料の前処理に,フッ化水素酸をジルコニウムに対する当量より少なくして塩酸を併用して分解するとガラスネブライザーを腐食することなく吸引することができる.発光強度に対してジルコニウム濃度は余り影響しないが,酸濃度は大きく影響した.実際試料の分析に本法を応用し,満足すべき結果が得られた.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1982-08-05
著者
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