高速液体クロマトグラフィーによる培地中のゼアチン及び6-ベンジルアミノプリンの定量
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概要
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糖類及び塩類を多量に含む植物培養培地中のゼアチン(Z)及び6-ベンジルアミノプリン(BA)の定量法として, 固相抽出法で培地から分離後, 濃縮しHPLCにより分析する方法を開発した.培地試料をBond Elut C18カートリッジカラムに通液後, Z及びBAを50%アセトニトリル溶液で溶離し, 溶出液を蒸発乾固する.残留物を10%メタノール溶液で溶解後, HPLCにより定量する.培地1mlにZ又はBAを5ng添加したときの本法による回収率は, Zが96.4%及びBAが95.6%であった.又, Z及びBAの定量下限は, それぞれ0.6ng/ml及び0.9ng/mlであった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1990-08-05
著者
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