空気-アセチレン-酸素サンドイッチフレームによるアルミニウムの原子吸光分析
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概要
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空気-アセチレン炎を酸素でサンドイッチする形のバーナーによるアルミニウム定量について検討した.空気,アセチレン,酸素流量が13,5,8 l/min でアルミニウムの感度は31μg/ml/1%であったが,酢酸アンモニウム,ヘキサメチレソテトラミン(以下ヘキサミン),塩化アンモニウム,尿素などによる増感作用によって(1.6〜5.5)倍の吸光度の増大が認められ,酢酸アンモニウム6w/v%共存でアルミニウムの感度は10μg/ml/1%となり十分日常分析に適用でき,亜酸化窒素-アセチレン炎に比べ経費は約1/5になりより経済的な炎と考えられた.実際試料への適用としてアルミニウム青銅,亜鉛ダイキャスト中のアルミニウム定量に適用し満足な結果が得られた.
- 1978-09-05
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