水中の全窒素及び全有機炭素の分析法
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概要
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水中の全窒素(TN)及び全有機炭素(TOC)を分析する方法を検討し,装置化した.窒素化合物及び炭素化合物を,それぞれ,窒素及び二酸化炭素に変換し,熱伝導度型ガスクロマトグラフで定量した.化合物の種類によらず,TN及びTOCともほぼ100%の検出率を示した.検出限界は,試料量を20μlとしたときTN及びTCとも約0.5mg/lであり,試料量を80μlとしたときTNについて約0.1mg/l であった.変動係数は,濃度が10mg/l以上の場合は数%,10mg/l以下の場合は約10%であった,測定時間は数分で,分析はクフマトグラムのピーク高さによって行った.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1978-09-05
著者
-
小見山 芳樹
株式会社住化分析センター
-
大井 尚文
住友化学工業株式会社生物科学研究所
-
大井 尚文
(株)住化分析センター
-
山本 征也
住友化学工業(株)生物科学研究所
-
伊藤 匡正
住友化学工業株式会社中央研究所
-
安政 良昭
住友化学工業株式会社中央研究所
-
伊藤 匡正
住友化学工業中研
-
安政 良昭
住友化学工業(株)技術システム部
-
大井 尚文
住友化学工業株式会社大阪製造所
-
大井 尚文
キラルクロマトグラフィー研
-
大井 尚文
住友化学工業(株)大阪製造所研究部
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