イットリウム中の極微量ウラン及びトリウムのイオン交換分離 : 誘導結合プラズマ質量分析法による定量(<特集>:分離(その1))(予備濃縮分離)
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概要
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窒化ケイ素よりも誘電率が高いキャパシター用絶縁材及び高温超伝導材として期待されるイットリウム中の極微量のウラン及びトリウムを, 定量限界0.01ng/gで定量する方法を研究した.電熱気化誘導結合プラズマ質量分析法は, マトリックス及び共存元素の影響を受けるため, 陰及び陽イオン交換樹脂を用いて分離した.試料中には, ランタン, セリウム, プラセオジム及びネオジムを含有していたため, これらの分離法についても明らかにした, 本法の定量下限は, 既報と同様にウラン0.003ng/g, トリウム0.005ng/gである.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1993-11-05
著者
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