ネスラー吸光光度法による窒素分析自動化の基礎的研究
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概要
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鉄鋼中窒素分析の自動化の基礎的研究として、自動化に適した分析方法にネスラー吸光光度法を選定し、自動分析基礎条件の検討を行った。 すなわち、空気を吹き込んで溶液を反応そう、気ほう抜き管及びフローセル中を循環し、発色反応を行わせながら吸光度を連続して測定する自動吸光光度分析装置を用い、ネスラー吸光光度法の発色基礎条件を詳細に検討し、自動発色操作プログラムを開発した。 本法によれば、標準窒素溶液を対象とした場合にO〜50μg の範囲で直線性のよい検量線が得られ、再現性も良好で、1試料約2.5分間で自動的に分析できた。 本法は蒸留分離などの前処理を行えば、鉄鋼中窒素の自動分折に十分適用できると考えられる。
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1975-06-10
著者
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松本 龍太郎
新日本製鉄(株)基礎研究所
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田口 勇
新日本製鉄(株)基礎研究所
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小野 昭紘
新日本製鉄(株)第一技術研究所
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小野 昭紘
新日本製鉄 先端技研
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田口 勇
新日本製鉄(株)分析研究センター
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