大容量主記憶を仮定した二相ロック方式のシミュレーションによる評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
データベースにおける並行処理制御方式として、種々のアルゴリズムが考案されており、それらの方式の性能評価に関しても、これまでに数々の報告がなされている。しかし、従来の評価結果は必ずしも満足のいくものではなかったため、我々は先に自由度の高いテストベッドによる性能評価の方法を提案した。また、代表的な並行処理制御方式である二相ロック方式において、応答時間等の処理効率を上げるため、大容量主記憶を仮定した一括ロック方式を基礎にした方式も考案した。本稿では、この方式について、これまでの性能評価の問題点のいくつかを考慮したシミュレーションによる性能評価を行った結果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
関連論文
- 多重待ち二相施錠方式の冗長計算システムへの適用
- 計算と検査を並行して行う高可用性システムにおけるスケジュール
- SQL質問に対応する自然言語表現の生成
- 第6回アドバンストデータベースシンポジウム
- 出力生成の最適化を行う非正規出力インタフェースの実現法
- 多重記憶階層のもとでのデータの変更を考慮した最適ページング(計算アルゴリズムと計算量の基礎理論)
- 2次記憶アクセスに関する最適な並行処理スケジュ-ラ
- 大容量主記憶を仮定した二相ロック方式のシミュレーションによる評価
- 時刻印方式における部分後退復帰