メトリックス・統計調査によるベクトル処理用プログラムの特徴の把握
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概要
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スーパーコンピュータの自動ベクトル化コンパイラの発達により、ベクトルスーパーコンピュータのプログラム開発はかなり容易になった。しかし、自動ベクトル化コンパイラの能力は近年大変に向上したとは言え、ベクトルスーパーコンピュータの能力を最大限に引き出すためには、利用者がプログラムをベクトル演算向きに修正することが重要である。このプログラムのチューニングはシステムに備え付けの支援ツールを利用しながら行うのが一般的であるが、計算機毎のノウハウも必要とし、利用者の負担は相当なものとなっている。このようなベクトル処理用のプログラムのソーステキスト上の特徴を把握することを目的として、相当規模のプログラムの統計的調査を行った。その結果および考察について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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