分散処理環境上の仮想並列計算機に対するスケジューリングアルゴリズムの設計とその検討
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概要
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ネットワークの進歩、計算機のダウンサイジングにより、分散処理は計算機処理形態の主流になりつつある。しかし、異撞機間分散処理環境での大親模ジョブ処理においては、プロセッサの能力の違いから負荷のアンバランスが生じる為、タスクのサイズに応じたスケジューリングが必要とされる。分散処理環壌の1例であるPVM(Parallel virtual Machine)上でも例外でなく、この負荷のアンバランス問題が生じている。そこで本研究では、異機種分散環境におけるタスクのスケジューリングに関し、プロセッサの能力の違いを考慮する新しいスケジューリングアルゴリズムを提案し、シミュレーションすることでPVM上での実現の検討を行なった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20