部品選択におけるユーザ・インタフェースの自動切り換え
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概要
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部品再利用の向上を目指し、ソフトウェア部品開発者や利用経験者の知識を蓄積し、活用することが可能な知識ベース。システムの試作を行った。部品選択においては、利用者にとってのユザー・インタフェースが使いづらいと部品再利用の向上は望めない。部品再利用における部品選択では、適切なキーワードの入力でヒット率が向上する。適切なキーワードの入力方式としては、キーワード一覧から選択するメニュー方式があげられる。しかし、利用者の利用習熟度によっては、操作が冗長となる。これに対して、利用者の知識の中にある用語方式や構文方式がある。これらは、習熟度が増していればメニューからキーワードを[fiqure]選択するより、早く操作ができる。このように、習熟度の違う利用者を想定すると、それぞれにあった入力方式を提供する必要があるが、それを選択するのもまた、冗長となるので自動的に入力方式が切り換わるのが望ましい。さらにキーワードを利用者が入力する質問方式や構文方式では、キーワードとなる用語は利用者自身の経験によって違い、利用者に依存にするので、良いヒット率が得られない。そのため、分野に応じた用語をキーワードに変える機能が必要である。本稿では、利用者のレベルに合わせて入力方式を自動的に切り換え、利用者の方言をそのまま利用できるユーザー・インタフェースについてべる。
- 1990-09-04
著者
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