会話型プログラムのキーボード利用環境の改善
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概要
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情報処理振興事業協会が行っているΣ計画では、多くのツールを多くのワークステーション(以下、WS)で稼働させることを目標のひとつとしている。この目標達成に対し、用意されている機能キーの種類がWSごとに異なること、キーボードから発生する機能キーのコードがSごとに異なることなどが障害となっている。たとえば、次の問題など発生している。(1)アプリケーションプログラム(以下、AP)で未使用である機能キーが押されたとき防御が困難である。(全ての機能キーから発生するコードを知らなければ未使用キーへの対策がとれない)(2)APの移植性が阻害されている。これらの問題に対し、従来、APが個別に対策を取っていたり、UNIXなどにみられるよにOSで対策を取っていたりする。しかし、WSのキーボードは多様化しており、充分な対策と思われない。情報処理振興事業協会が進めているΣ計画の事務処理分野では、上記問題に対して、WSに対する対策、APへの対策、そして、それらを統合する方式を検討している。なお、本方式はΣOS/ttyでの実現を前提として、Σ計画の事務処理分野で検討している。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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小川 和男
富士通エフ・アイ・ピー(株)
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西村 克彦
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
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西村 克彦
富士通エフ・アイ・ピー(株)
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道正 一郎
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
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道正 一郎
富士通エフ・アイ・ピー(株)
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