ユーザインタフェース管理システムにおける対話の設計
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概要
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近年、ユーザインタフェースに関する研究が、米国を中心にさかんに行われている。特にGraphical User Interface(以下GUI)の分野で活発な活動が展開され、目覚ましい成果をあげてきている。一方、ユーザインタフェース部をアプリケーション・プログラム本来の処理部分から分離して開発できるシステムをUser Interface Management System(UIMS)と呼んで、さまざまなアプローチによるシステムが開発されてきている。エンジニアリング・ワークステーション上の対話型ソフトウエアのほとんどは、GUIを用いている。GUIを用いた対話型ソフトウエアは、ユーザにとって親しみやすいものとなるが、システム側の対話制御は複雑になることが知られている。UIMSは複雑になりがちな対話制御を、効率的に開発するために有効である。今回、プロダクション・システム(以下PS)をベースにしたUIMSを用いて、アプリケーション・プログラムのユーザインタフェース部の開発を行った。本論文は、その開発経験から本UIMSを用いた対話定義の記述に関する一方法について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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清水 徹
ATR音声言語コミュニケーション研究所
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石井 久恵
三菱電機東部コンピュータシステム(株)
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清水 徹
三菱電機東部コンピュータシステム(株)
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稲葉 豊
三菱電機東部コンピュータシステム(株)
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