アレイ制御ディスクの構成方式に関する一考察
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概要
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ディスクサブシステムの構成方式として、アレイ制御ディスクサブシステムが注目されている。これは、ディスクユニットを複数個並列動作させ、論理的には、大容量磁気ディスク装置が存在している様に見せる構成方式であり、エラー訂正用ディスク等冗長構成による高信頼度化、並列転送による高速転送の特徴がある反面、高頻度ランダムアクセス性能に関しては、単体のディスクに比べて低下するという問題もある。本稿では、この関係を、論理的に意味があるデータの配置方式の違いによる信頼性と性能・コスト間のトレードオフの問題として捉え、ハードの独立動作単位に対するデータ配置方式を見直すことにより、並列動作と単体動作を必要に応じて動的に使い分けるアレイ制御方式を提案している。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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