ネット接続性検証における分割処理手法の実現と評価
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概要
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一般的に多用されているパストレース法によるネットの接続性検証では、それに要するメモリ量及び処理時間が、そのネットに所属する全要素(ワイア、ビア、ピン)数の2乗に比例する。従って、長い(要素数が多い)ネットでは、メモリ量、処理時間とも非常に大きくなり実用的ではない。そこで、この問題を解決するため分割処理手法を取り入れたアルゴリズムを考案、導入する。本アルゴリズムは、検査領域を分割し、その領域毎の検証を行い最後にそれらの結果を併合して、ネット全体の接続性を検証するという手法を川いることで、必要なメモリ量の削減および処理時間の短縮を可能としている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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肥後野 恵史
(株)東芝 総合情報システム部
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須藤 智裕
東芝CAEシステムズ(株)
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肥後野 恵史
株式会社 東芝 総合情報システム部
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肥後野 恵史
(株)東芝
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山田 純世
東芝CAEシステムズ株式会社
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松尾 ゆり
(株)東芝総合情報システム部
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飯塚 一俊
(株)東芝総合情報システム部
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飯塚 一俊
(株)東芝
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