コンフォーマンステストシステムの構成について
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概要
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構内通信システムでは、多種類の端末を収容したり、相互接続範囲を拡大させたいとする要求が強まっており、これら端末群の柔軟な接続を保証するため、端末実装プロトコルの検出・同定やコンフォーマンステスト(以下CTと言う)技術を確立することは重要な課題である。CTはOSIやMAP/TOP製品の普及につれてその重要性が高まり、実用的なシステムも出始めている。また、試験の標準化についてもISO/IEC JTC1等で試験アーキテクチャーや手順、試験方法が検討されている。一方、著者らはCT機能などを通信ノード上に実現する通信機能モデルを提案した。今回、上記モデル上でCT機能を具体化するため、・テストスイート生成法やコンフォーマンス収束条件、・ISOで提案されている試験法の上記モデルへの適用性、等についてCTの簡易化、自動化の観点から検討するシステムを構築することとした。ここでは、汎用的なシステムとして検討したコンフォーマンステストシステムの構成について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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