プレゼンテーションを主体とした会議支援環境ComComWare
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概要
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現在、会議の効率化のために会議のぺーパレス化がすすめられている。これにともない、会議を計算機によって支援する様々な会議支援システムが提案されている。例えば、Team Workstation (1)などのビデオカンファレンスシステムは、地域的に分散した会議参加者の動画、音声、静止画などの情報をリアルタイムで共有させることにより、会議を支援するシステムである。しかし、実際に会議を行うときには、リアルタイムの音声、画像の情報だけでなく、あらかじめ用意された会議資料を参照したり、それに基づいて議論することが行われる。例えば、会議によっては、7割から9割の時間は資料を参照しながら行われることもある(2)。本論文では、会議の資料や会話など、会議でやりとりされる情報に着目して、会議の手順を整理する。さらに、実際の会議を提案したモデルに基づき分析する。最後に、会議の活動のうち、情報伝達を目的としたプレゼンテーションを主体として支援する会議支援環境ComComWareを提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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