臨場感図書館における仮想音場制御
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概要
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CGなどの仮想空間における効率的な作業環境や、大量のマルチメディア情報を簡単に扱えるユーザインタフェースの実現には、空間の臨場感や直感性が重要となる。これを背景に、通信・放送機構奈良リサーチセンターでは大画面、高品位、マルチモーダル、空間演出などをコンセプトとし、仮想のCG図書館内をウォークスルーしながら書籍の検索、閲覧を行う「臨場感図書館」システムを開発中である[1][2]。仮想空間の臨場感向上には視覚と聴覚の連合が必要だが、リアルタイム制御が難しく、現状では独立にアドホックな制御をする場合が多い。臨場感図書館では仮想音場の簡略な制御を目指し、映像との連動を意識した実時間音場制御環境を開発中である。以下、その構想、概要について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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