ゲーム理論に基づくネットワーク経路選択手法の提案
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概要
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通信回線・交換機の個数や配置など, また通信量発生分布などが非均質であり, かつ動的に変化するネットワークを考察対象とする. ネットワーク有限資源の動的再配分問題を取り扱う. 通信量の局所的変化から全体的変化まで, また, 短期的変化から長期的変化まで対応する. さらに故障, 廃止, 新設などの構造変化にまで対応する. 中央一括制御ではなぐ分散制御を実現する. 各交換機が利用可能な情報は, 交換機自身で観測可能な範疇に限定する. 限定合理性を重視する. Prisoner's dilemma におけるしっぺ返し戦略に基づく経路制御手法 RAG (Routing Agent based on Game theory) を提案する. 局所的な経路脚御の積み重ねから全体的に最適な経路制御が創発されることを期待する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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