伝子系の線路的基礎構造系としての, 遺伝子(的機能素子)系の線路的構造について

概要

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伝送工学系を, 生物的系, それに基ずく意識・行動系へ一般化した系が伝子工学系である。伝送工学系は, 物理的系としての, 線路伝送系と, 回路伝送系から成り立つ。伝送線路系の一般系は, 多線条線路系である。それは又, 撚程, 即ちへリックス状となり, その上で, 分合, 即ち部分線条間が分離したり, 接近したりすることで, 更に一般的形状になる。これは, この先, 意識, 感性対応のシステム線路に至る. その基礎系としての, 今回のような化学的線路, 特に生物的 (遣伝的) 機能を持った化学的線路にも適用される。線路系としての生体系, その遺伝的形体形成系の基礎系としての化学的線路, その内にDNA的線路系があり, この要素系には, 水溶系のリン酸系, 糖系と, 非水溶系の塩基系がある。一般に形体形成には, 養生的環境が必要である。それによって, 代謝機能を基礎系として, 養分要素の, 結合, 分離によって, 形体形成, 維持等をする。今回は, 伝送線路のような1色線路から, 2色, 3色, 4色, 多色線路系としての, 多線条線路系について考える。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-03-12