PWBレイアウトシステムにおけるタイミングを考慮したクロストークチェック手法
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概要
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近年、回路の高速化およぴPWBの高密度化にともない、種々の電気的な特性、その中でも特にクロストークノイズによる問題が顕在化してきている。このような状況のなかで、様々なクロストークノイズ解析の手法が提案されているが、高精度な手法では処理時間が膨大となり、また、高速な手法では精度が犠牲になる、という問題がある。他方、クロストークノイズの影讐が大きい信号の検出は可能であるが、その信号配線の有効な修正手段が提示できていないという問題も存在する。本論文で提案するクロストークチェック手法は、上述の問題を解決するためにいくつかの工夫を施している。本手法を適用したPWBレイアウトシステムを、大型コンピュータ等のPWB設計に使用することにより、クロストークノイズに起因する問題点を設計段階で効率良く除去することが可能になった。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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