マルチプロセッサワークステーション"Stonehigh" : 機能分散型OSの設計と実現
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概要
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キヤノン情報システム研究所で試作されたワークステーションのハードウェア(Stonehigh)は,最大4個のメインCPUからなる密結合マルチプロセッサシステムであり,機能分散の一環としてIOC(I/O Channel)を持つ構成になっている.我々は,このStonehigh上に,カーネギーメロン大学で開発されたMach2.5をベースとしたStonehigh-OSの構築を行なった.Stonehigh-OSは,メインCPU上で動作するMachカーネル部と,IOC上で動作し各種I/O装置の制御を行なうIOCS(IOC Control System)からなる.本報告では,Machカーネル部とIOCSのインタフェース,IOCSの内部構成およびIOCSの機能拡張について述べる.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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宮本 剛
キャノン(株)情報システム研究所
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鈴木 茂夫
キヤノン(株)情報システム研究所
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宮本 剛
キヤノン(株)情報システム研究所
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伊達 厚
キヤノン(株)情報システム研究所
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岩本 信一
キヤノン(株)情報システム研究所
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柴山 茂樹
キヤノン(株)情報システム研究所
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岩本 信一
キャノン(株)情報システム研究所
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鈴木 茂夫
キヤノン株式会社精報メディア研究所:キヤノン株式会社cybermediaプロジェクト
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柴山 茂樹
キヤノン株式会社情報メディア研究所:キヤノン株式会社cybermediaプロジェクト
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