CASEデータ交換言語STLによる複数方法論の取扱い
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概要
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多様なCASEツールの普及にともない,CASEツール間での情報交換が要求されるようになり、情報交換形式の標準化作業が進められている。IEEEの試用DraftであるSTL(semantic Transfer Language)は,構造化分析などの上流工程で作成される各種ダイヤグラムに関する情報交換形式案である。実際にSTLを利用して複数のCASEツール間での情報交換を行う場合には、CASEツールごとにサポートしている方法論が異なるため、STLの複数の設計方法論への適用性が問題になる。我々は、複数の方法論にSTLを適用する際に発生する問題について検討し、情報交換ツールの試作を行った。ここでは、その実現の方法及び有効性について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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