進捗情報を自動収集するプロジェクト管理支援の開発と適用
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概要
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プロジェクトマネージメントの中で、進捗管理は開発時の異常や遅延を発見する上で重要である。従来の進捗管理支援は、作業者から申告される情報を入力することにより、進捗状況を解析するものである。しかし、システムの大規模化と多様化に伴い、プロジェクトが巨大化し、開発期間が長期化した現在では、進捗情報の収集は管理者に大きな負荷を与えている。さらに、申告による情報は信頼性が低く、実態との不整合を生じる可能性がある。そこで、精度の高い情報が容易に得られ、常時正確な進捗を把握できることを目的として、各仕様情報およびカバレジ情報を自動的に収集し、解析するツールを開発した。本論文では、この新しい進捗管理ツールとその適用結果について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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降旗 由香理
株式会社日立製作所情報・通信グループ
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渡部 淳一
(株)日立製作所情報・通信グループプロジェクトマネジメント統括推進本部
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渡部 淳一
(株)日立製作所公共情報事業部
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降旗 由香理
株式会社日立製作所公共情報事業部
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降旗 由香理
(株)日立製作所公共システム事業部
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降旗 由香理
株式会社 日立製作所 公共情報事業部
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櫻澤 淳二
(株)日立製作所 公共情報事業部
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