用例主導型機械翻訳における並列検索手法
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概要
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用例主導型機械翻訳(EBMT)では、入力文と類似な用例(原言語表現とその訳の対)を検索し、それを利用して翻訳を行う。その実用化にあたり、千~十万件程度の用例データを便用する。用例データ毎に類似度の評価を行うため、用例データ数の増大に伴う翻訳処理時間の増大が大きな問題である。一方、並列処理計算機による種々のアプリケーションの高速化が盛んになって来ている。そこで、並列処理計算機を使って、大量用例データから用例を高速に検索する手法を比較検討した。本稿では、EBMTシステムの翻訳処理高速化を、負荷分散のための並列化手法を検討・実験することから導いた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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