文法主導型OOI意味モデル上でのクラス内の時制表現とその処理
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概要
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前回までで、文法(構文文法,字句属性に基づくクラス生成ルール概念(メタクラス)モデル)を持つOOI(オブジェクト指向インタプリタ)の設計について報告した。文法内の概念モデル(メタクラス構造)の定義は、OMT設計に従って作成した意味モデルであり、OOIはプログラム解析時、文法内の概念モデル(メタクラス構造)に基づいた事例モデル(クラス構造)を生成する。 また、この事例モデル(クラス構造)に基づいた実体モデル(インスタンス構造)を実行制御することで、プログラム実行を実現する。このOOIでは、3つの意味モデル(概念/事例/実体)をインタプリタの各機能(文法定義,解析,実行)に対応づけたため、意味モデル内の時間表現の取り扱いの違いを明確にする必要が生じた。本稿でこの問題を論理的に検討する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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