拡張AELL(2)型構文解析手法を用いたインタプリタのインプリメントについて
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概要
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前回、ELL(2)型構文解析手法を使い構文文法のカタログ定義方式の簡易言語インタプリタを開発した[文献1]。今回、このインタプリタの改良を目的に拡張AELL(2)型構文解析手法の導入を検討した。そのおもな狙いは、「意味制約によるパス絞り込み」(先読み処理の改善)、「意味制約による構文文法内容の明確化」(文法表記の改善)、「字句解析時、意味エラー・チェックの同時実行」(解析機能の改善)、「構文木(解析木でない)の直接生成」(処理の改善)である。また、インタプリタの実行機能として、カタログ上での「エラー対処(チェック・リカバリ)指定」機能の効果を検討した。本稿では、拡張AELL(n)型構文解析手法とそのインタプリタへのインプリメント効果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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