Datarolマシンへの高階関数及び遅延評価の実装方式

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概要

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関数型言語は、記述の簡潔さ、並列性抽出の容易さなどの優れた面を持っている。関数型プログラミングにおいて関数を引数にしたり、関数を結果として返す高階関数を用いるとプログラムの記述が非常に簡潔になり、全体構造が理解しやすくなるという利点がある。また、遅延評価を導入するとデータ駆動型方式では難しいとされる無限リスト操作などを行なえるという利点がある。本稿では、筆者らが関数型言語の処理系を実現するアーキテクチャーとして開発しているDatarolマシンへの高階関数及び遅延評価の実装方式について考察する。
1992-02-24

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