ネットワーク対応型プロダクションシステムにおける協調メカニズムの試作例

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概要

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近年、計算機の急速な普及にともない、様々な分野で利用されるようになってきており、処理の1つとして知識処理がおこなわれるようになった。知識処理システムとしては、複数の知識処理システムで協調して処理を行なう、分散知識処理システムが知識記述の容易さ、記述された知識の保守の面から有効である。しかし、単独で動作するよう設計された知識処理システムを複数使用するだけでは知識処理システム同士で協調処理を行なうことはできず、例えば競合を起こさないよう予め知識を記述しなければならない等の問題がある。このため専門知識を処理するだけではなく、協調するためのメカニズムが必要である。本稿では、分散知識処理システムの一例として試作した、ネットワーク対応型プロダクションシステムにおける協調処理のためのメカニズムについて述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1992-02-24

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