シソーラスにおける語群を用いたキーワード自動抽出法の検討
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概要
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テキスト型データをデータベースに登録する際、少ない情報量で原文の特徴を登録する方法としてキーワードが一般に使用されている。キーワードを用いる方法は検索システムの記憶容量を節約でき、また、検索処理を迅速化・効率化するといった利点を持つ。そのため、キーワードは新聞記事や学術論文等での検索に広く使用されてきた。現在では、構文解析技術の発達や電子辞書に開発により、日本語文から名詞節を自動的に抽出することは高い精度で行えるようになった。しかし、抽出された全ての名詞をキーワードとすると原文の話題を特徴付けるために必要なキーワードを数倍程度不必要な名詞をキーワードとして抽出してしまうため、不必要な語を削除する研究がなされている。筆者らは、シソーラスにおける上位語/下位語・同義語などの関係から形成できる語のグループ化を使ってキーワード間の関係を解析し、それに文書中でのキーワード使用の状況の特徴を加味して不要キーワードを検出し削除する方法を検討中であり、その概要を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
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