λ計算に基づいたC言語の等価性の導出
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概要
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C言語をλ計算に基づいた表現に変換した後でλ計算としての等価性を導出することにより, C言語のソースプログラム間での等価性を導出する方法について考察した.本論文での導出方法は, 等価性の導出の際にλ計算の構文的等価性以外にも公理的意味論に基づいた論理条件を自由に加えることを可能とすることにより, 数論や線形代数などの公理から導かれるより高次の概念に基づいたプログラム間の等価性についても容易に記述して導出できる可能性を持つ.そのため, 例えば数値計算ライブラリーと自作のプログラムとの等価性を導出するなどして, ソースレベルでの大域的な最適化に役立つ可能性がある。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-12-15
著者
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