福祉分野におけるパーソナルインタフェースの考察と適応 : コミュニケーション支援機器の試作
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概要
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利用者個々の動作等のさまざまな特性に柔軟に適応した入出客インタフェースを研究することは、情報処理機器等の利用において幅広い対象への「使いやすさ」を実現し、有効である。我々はこのような適応性の高いインターフェースを「パーソナルインターフェース」と呼び、その確立のために、利用者間で特性が幅広く、彼らの生きがい形成や日常生活のためにも「使いやすさ」への要求の高い身体障害者向けの機器を対象に研究開発を進めている。本稿では、利用者の動作面と用途面から分析を行う「パーソナルインタフェース構築手法」の提唱を行い、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの発話と動作が困難な身体障害者の意思伝達支援を目的に、パーソナルインタフェースの分析及び開発したシステムの報告を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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