垂直分散データベースにおける重複データの処理について
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概要
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情報化社会の進展と共に,従来の集中的なデータ管理にかわり,企業内の各部門ごとに必要なデータを蓄積・管理し,他の部門のデータはネットワークを介してアクセスする分散データベースへのニーズが高まっている.企業の組織管理と情報の利用形態とを考えると,例えば,上位部門が下位に位置する部門の情報を一括管理したり,また下位部門が上位部門の膨大逆データの一部をローカルに格納して処理をするというように,各部門のデータベース中のデータ間に階層関係が存在する場合が多い.このように,データベース間の階層関係に着目し,それらのデータと関係をシステム側で管理するものを「垂直分散データベース」と定義する.本稿では,垂直分散データベースにおける部分コピー(重複データ)の処理に関する基本機能をあげ,それらの機能の実現方法について説明する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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