バックプレイン・ネットワークによるプロセッサ間通信とリモートシステムコール
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概要
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組み込み/制御システムでは、バックプレイン(バス)で接続されたマルチプロセッサ構成が多く使われている。このようなシステムは各プロセッサのローカルメモリ上でOSやアプリケーション・プログフムが動作し、プロセッサ間共有メモリを通信媒体として使用する疎結合マルチプロセッサが多い。共有メモリによる通信は広域ネットワークやLANなどとは速度や信頼性が大きく異なっており、より単純で高速なプロトコルが適している。我々はリアルタイムOS RX616をベースにプロセッサ間共有メモリによる小型で高速な通信プロトコルを実現し、システムコールのリモートプロセッサ上での実行という拡張を行なった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
-
古城 隆
日本電気(株)C&C共通ソフトウェア開発本部基本システム開発部
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下島 健彦
日本電気(株)c&c共通ソフトウェア開(本)基本システム開発部
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関 啓一
日本電気(株)C&C共通ソフトウェア開(本)基本システム開発部
-
有野 康仁
日本電気マイコンテクノロジ(株)共通ソフトウェア部
-
山名 千秋
日本電気マイコンテクノロジ(株)共通ソフトウェア部
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古城 隆
日本電気(株)c&c共通ソフトウェア開(本)基本システム開発部
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関 啓一
日本電気(株)c&c共通ソフトウェア開(本)基本システム開発部
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