事例ベース推論とルールベース推論の統合化による帳票作成支援エキスパートシェルの開発

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概要

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帳票の作成は事務処理作業として多くの場面で見受けられる作業である。人が帳票を作成するにあたっては、経験や規定による知識を用いたり、わからないところについては熟練者や上長に尋ねたり、あるいは過去の事例を参照・加工したりしながら完成させていくという経験的で複雑な過程を辿ることも多い。帳票作成作業にはAI技術の適用が可能であり、帳票作成システムはビジネス分野において非常に汎用的であると考えている。そこで、定型の帳票への記入を支授するための知的フロントエンドとして、帳票作成支援エキスパートシェルを開発した。本エキスパートシェルは、画面上の目的とする定型帳票と、支援に用いる知識や事例とをリンクし、帳票への記入を支授する知的フロントエンドを術築する枠組みを提供する。
社団法人情報処理学会の論文
1991-02-25

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