TMSの確率的アルゴリズムによる並列インプリメンテーション
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概要
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DoyleのTruth Maintenance System(以下,TMS)は,信念間の制約をjustificationと呼ばれるルールで表し,justifica-tionに矛盾しない信念の状態を導く処理系である.TMSは仮説推論や非単調推論などに用いられ,多くの研究がなされている.我々の目的は,TMSを疎結合並列計算機で実現し短時間で計算することにある.疎結合並列計算機で実現するには通信が少なくなければいけないが,過去に提案されたアルゴリズムはアーキテクチャとして密結合並列計算機を暗に仮定しており,通信量が多く疎結合並列計算機での実現には向かない.そこで通信が少ないことに重点を置き,計算の途中ではまったく通信する必要のない実現方法を提案するそれは,非決定的アルゴリズムを確率的アルゴリズムを用いて並列化したものである
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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