AI方式の差分攻撃に対する強度評価
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概要
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Bihamの差分攻撃はDES型暗号系に対する強力な攻撃法である。対差分攻撃手法の一つとして岩山、秋山、金子は、新しいDES型暗号系の考えをSCIS94で提案している。ここではAI方式と呼ぶ。差分攻撃を行うには、確率の高い特性差分(characteristic)を見つける必要がある。換字表、転置表を、秘密鍵を種とした乱数発生器で設定すれば、確率の高い特性差分を定めることが困難であろうとの思想でAI方式は設計されている。本稿ではAI方式のようにアルゴリズムの主要部分が乱数で限定される暗号方式の差分攻撃に対する強度を検討した。
- 電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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