線形ふるい法による8段 DES 暗号解析
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概要
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1977年に NIST から公表された DES (Data Encryption Standard)[1]は、事実上インボルーション型の標準暗号としてその後の類似の暗号方式に大きな影響を今もなお及ぼしている。こうした DES の解読の方法としては、1992年の Biham らによる差分解読法や 1993年の松井による線形解読法[2]が挙げられる。一方、こうした方法を改良して解読に必要な既知平文組数を削減する様々な試みが行われている[3][4]。本稿では、筆者らが提案した線形ふるい法を用いて8段 DES の1段繰り込み攻撃実験を行い、解読に必要な平文/暗号文組数の削減効果について報告する。
- 1997-03-06
著者
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