線形持駒方式の安全性に対する一考察 : SCIS'07版
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概要
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持ち駒暗号方式は、多次多変数公開鍵暗号方式(原方式)の安全性強化を目的として、2003年に辻井らにより提案された暗号方式である。当初の提案では、順序解法型公開鍵方式を例に、それを強化する方式として説明され、その後、複数種類の改良版が示されている。ここでは、順序解法型公開鍵方式と持ち駒方式の組み合わせについて、SCIS'07版を取り上げ、その安全性を考察し、公開鍵から等価な秘密鍵を導出する解読アルゴリズムを示す。改良型順序解法と持ち駒方式の組み合わせは、実用的なパラメータサイズにおいては、安全性が不十分である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-07-17
著者
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伊藤 大介
東京理科大学
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金子 敏信
東京理科大学
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五十嵐 保隆
東京理科大学
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早川 潔
東京理科大学
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五十嵐 保隆
東京理科大学理工学部電気電子情報工学科
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金子 敏信
東京理科大学理工学部電気電子情報工学科
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伊藤 大介
東京理科大学 理工学部
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金子 敏信
東京理科大学院理工学研究科電気工学専攻
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