マルチメディアを応用した専門教育訓練システム : その狙いと全体構成

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概要

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専門技術を要する企業では、その教育をいかに行なうかが重要な課題となっている。旧米、教科書による教育、ビデオなどによる教育、実習、OJTなどが行なわれてきたが、以下のような問題点があった。i)紙の教科書では実際の動作や音を伝えられない。ii)ビデオでは一方向的な情報伝達しかできない。iii)実習では教員や施設の数が限られるため、教育の機会が限定される。iv)OJTは指導者により教育レベルのバラツキが生じる。企業内教育にCAIも導入されているが、従来のCAIシステムには「高価な頁めくり機」、「学習者は受身になる」というような批判があった。われわれは上記のような間題を解決すべく、「使って楽しく、教育効果の高い」マルチメディアを応用した専門教育訓練システムの新しい枠組を提案する。
社団法人情報処理学会の論文
1994-09-20

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